建具を中心に住宅建材を制作している、株式会社オークマ。
オークマ社の創業100年という節目を機にはじまった、デザインプロジェクト。

ウッドデザイン賞2016　入賞作品

柔らかにプライベートを守りながら、
光と影の演出や通風を得られる木製ルーバー。

日本は古来から外装デザインの要素として取り入れ、建築物の分類もしていました。
利便性が高いルーバー（格子）も、実際に製作・施工となると、
材寸やピッチの調整から始まり樹種の選定、塗料の選定、材の製作、塗装など
職人が一本一本製作・取り付けをする手間のかかる部材でした。

それらを解決し、より意匠性、施工性を考慮したものが “PANE Louver” です。
精度や耐候性は工場で製材から組立て（パネル化）塗装まで施すことで品質の均一化を図っています。
また材をつなぐ中桟も材の中心に位置する構成とし表裏が無い意匠となっています。
パネル化されることで施工の手間を大幅に短縮でき、使用範囲も室内・室外を問わず利用可能、
パネルをシームレスに組み合わせることで長尺スパンにも対応可能となっています。


https://www.wooddesign.jp/
http://www.o-kuma.co.jp/tools_panelouver.php



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Kitani, Kajiwara